
今回の参議員選挙は自民党の圧勝に終わった。それにしてもこの政局の流れとはなんだろう。一言でいえば民主党の余りにも酷い体たらくの結果だろう。自民党でも改革派、守旧派があり自民党全体では改革派はほんの一部にすぎない。失われた20年、15年も続くデフレ不況に国民は真の改革を望んでいるに違いない。先ずはデフレからの脱却、憲法改正、地方分権、社会保障改革を早急に取り組むべきである。安倍政権としては単独過半数を確保できたのでこれまでのように野党のせいにして、決められない政治は通用しない。ある意味では安倍政権は国会決議の過半数を確保した事により、国民に対して言い訳は通用しなくなった。故に安部首相としては公約の実現に向かって突っ走るべきであり、その為には自民党内の抵抗勢力にどの様な対応をするのか明確にすべきである。今回の選挙で当選した大半の国会議員は個人の力量なりで当選したと言うよりは自民党公認と言う看板で当選した事を肝に銘じるべきである。自民党、みんなの党、維新の会、公明党、民主党の一部には共有する政策を多々あるので党利党略に走ることなく、国会議員としての本分をわきまえ、国家国民の為に汗を流すべきである。 (13.7.22)